エコキュートの正しい選び方 2024年 福岡県北九州市
エコキュートの正しい選び方 2024年 福岡県北九州市
一般家庭用のエコキュートには、機能・価格・デザイン・操作性等に応じて多くのタイプ・品番があります。
各メーカーが日進月歩で新たな付加価値や技術を開発し、より多くのお客様に選ばれるために、しのぎを削っています。
10数年に一度しか買い替えませんので、なかなか簡単に「これにしよ!」と選べるものでもありません。
本コンテンツが、エコキュート選びで悩んでる方の一考になれば幸いです。
ここでは、一般的なご家庭のエコキュートのメーカー比較や、シリーズ・品番等による選び方を出来るだけ簡潔にお伝えいたします。
エコキュートには大きく分けて、給湯専用・オート・フルオート・多機能の各タイプがあります。
フルオート
一般家庭で、選ばれるのは圧倒的にフルオートです。
夢屋ですと、95%以上の方がフルオートを選びます。
風呂自動(湯はり)スイッチを押せば設定温度(40°)のお湯が、設定湯量(180L)浴槽に溜まります。
また、保温・高温さし湯・さし水・追い炊き、などもスイッチ一つでできます。
例えば、
夜19:00に風呂自動(湯はり)ボタン押して浴槽にお湯を張り、最初に入浴するのが19:30だとして、最後に入浴するのが23:00だとしたら、その間、浴槽の温度も湯量もキープしてくれます(設定は変更できます)
もちろん、途中でかけ湯等で減った湯も自動で足してくれます。
また、帰宅時間に合わせて予約もできます。
オート
ワンタッチで自動で湯張りできます。
たし湯やさし水で温度管理します。(自動ではできません)
保温機能はありません。
給湯専用
蛇口からお湯が出るだけのタイプになります。
単身者やご夫婦のみの家庭や、高齢者には使い易いこともあります。
エコキュートのタンク湯量
一般的に選ばれるのは、370L・460Lの製品になります。
370Lは、家族3~5人用
460Lは、家族4~7人用
370L・460Lは各メーカーラインナップも豊富です。
他に300L・560L等、マンション用や大家族用のラインナップもあります。
一般的に選ばれるエコキュートは、370L・460Lのフルオート角型になりますが、交換の場合で今ままで不自由がなければ同じ容量で充分です。
夢屋での販売数の割合では、370Lが90%程度採用になります。
460Lは4人以上のご家族で、朝シャンするとか食器洗い機があるとか、お湯の使用量が多いご家庭に採用されます。
基本的に、大は小を兼ねます。460Lの方が湯切れ等の心配は少ないです。
詳細コンテンツの前に・・・
リフォーム工房夢屋はネット販売業者でも訪問販売業者でもありません。
北九州市戸畑区で営業してるリフォーム屋です。
また特定のメーカーや商社の紐付きでもありません。
どこのメーカーの商品でも、品質・価格・性能を十分吟味した上で最適なものを提案したいと考えています。
リフォーム工房夢屋は家全体、建物全体を扱う建築屋リフォーム屋です。
日々様々な工事をしています。
その中でオール電化やエコキュートは最も得意とする分野です。
ガス給湯器やエネファーム、蓄電池や太陽光発電、電気温水器も取扱いますが、エコキュートの経済性、省エネ性には勝てません。
機種選定で悩まれたら・・・・
妥当な価格はいかほどか・・・
難条件で迷ってらっしゃるなら・・・
本コンテンツでスッキリ解決してください。
☆おすすめのエコキュート メーカーは?機種は?
ダイキン・日立・コロナ・三菱・東芝・パナソニックの6メーカーが、現在主流のメーカーです。
一口にエコキュートと言っても、タイプや機能に応じて、また家や家族の状況に応じても選択肢は多様です。
このメーカーが「おすすめですよ」ではなく、
・家族の人数や住まい方
・ライフスタイルやお湯の使い方
・保証や修理対応
・地域特性や井戸水、塩害対応
・標準タイプと高圧タイプの違い
・価格と機能のバランス
まで考えて、状況に応じた機種を選びたいです。
本コンテンツです、簡単に選びたい方はここからです。
【標準タイプ角型フルオート】 のお勧め機種
三菱 Sシリーズ 高効率省エネ機種
SRT‐S376 SRT‐S466 SRT‐S556
バブルお掃除・省エネ性
コロナ ハイグレードタイプ
CHP-37AZ1 CHP-46AZ1
高圧力パワフル給湯、省エネ保温と入浴おしらせ機能付きです。
高齢者や小さなお子さん、お孫さんいるご家庭には特にお勧めです。
【価格を抑えたタイプでは】(普及品)
三菱 Aシリーズ
SRT‐W376 SRT‐W466
ベーシックなタイプで、価格訴求型です。
パナソニック NSシリーズ
HE-NS37LQS HE-NS46LQS
根強い人気です。
【薄型・省スペース】
狭い通路にも対応
最小430mm~施工可能
薄型標準型は三菱 SシリーズかAシリーズ
SRT‐S376UZ SRT‐S466UZ SRT‐W376Z SRT‐W436Z
【高圧タイプ】
2階や3階でもパワフルシャワー
2ヶ所同時給湯でも快適!
築年数が古くて圧力不足のご家庭にも。
*10~20年前のエコキュートに比べると最近のエコキュートの給湯圧力は、平均して高くなってますので、以前ほど高圧タイプの必要性はなくなってます。
日立 水道直圧 高効率
BHP-FV37WD BHP-FV46WD
三菱 Sシリーズ 高効率
SRT‐S376U SRT‐S466U SRT‐S556U
【塩害対応タイプ】
海からの距離が2Km以内に設置する場合は、塩害対応タイプをお勧めしております。
錆びたりしにくくなっています。
ダイキンの専用機種がお勧めです。
若松・門司・遠賀等の沿岸地域で海側にエコキュート設置の家は必須
【井戸水対応】
どのメーカーも対応してますが・・・
実績のある日立がおすすめです。
【無線LAN】
ここ数年で一気に普及したエコキュートの無線LAN
スマホアプリと連携させることでますます便利になっています。
・アプリでお湯はり・追い焚き操作
・直感的に分かりやすい画面デザイン
・外出先でエコキュートの状況を確認
・沸き上げ休止操作
・実家のエコキュートを登録して見守ることも。入浴時間が長い場合にスマホに通知します。
・GPS連携で、設定した距離に入るとスマホに通知が届き、外からお湯はり設定
・太陽光発電システムとの連携
ここから先は
より詳しく、知りたい方のためのコンテンツです。
見なくてもエコキュート選びに支障はあまり出ません。
☆故障・修理時の対応やスピード
全てのメーカーを比較したわけではありませんが、
私の感覚、業者さんや職人さんに聞いた話とかの総合で。
メーカーによる差は拠点との距離が気になります。
一般的には故障連絡が入ってから、お客様の自宅に到着するのが、当日から翌日中です。
ただ、営業拠点から近い方が早く対応してもらえる可能性が高いです。
営業拠点が近い方がメンテナンス対応の業者さんも多い印象です。
北九州市内に営業所や拠点があるのは、
ダイキン・コロナ・東芝・パナソニックです。
☆買い替え時期・サイクル
条件の良い価格・内容・時期で工事したいとお考えなら
いつ交換工事をするかは重要です。
〈修理部品の保有年数〉
各メーカーは修理用の部品を10年間は保有しています。
しかし、在庫がなくなると修理対応が終了するので買い替えになります。
〈平均使用年数・買い替え〉
エコキュートの買い換えに関しては私の知る限り公式な年数のアナウンスはされておりません。
今までの経験値やメーカー・問屋の営業さん達の話で推測すると11~13年が一般的です。
夢屋で取り替えられたお客様も、故障での交換は70%位で、10~14年が大多数です。最終故障の数年前に修理対応されてる方も多いです。
〈繁忙期〉
エコキュートも含めた給湯器は冬期(11月~3月)に故障することが多いです。*特に寒い日
故障取替えの場合は急いで交換したいので、夢屋でも在庫を切らさない様に気を付けていますが・・・
コロナ過での半導体不足、職人さんの手が足りない事や、メーカーさんの生産が追い付かないこともあります。
納期遅れや災害が発生すると、価格も上がりますし、工事日程も組みにくくなります。
できるだけゆっくり検討でき、故障の少ない夏場の取替えがお勧めです。
〈故障前の交換が大切〉
家庭用の機器(電化製品含む)で故障前に取り替えた方がいいのが、
テレビ・冷蔵庫・エアコン・パソコン・火災報知器・エコキュート(給湯器)です。
勝手に断言してますが、それぞれ理由もあります。(当てはまらないご家庭の方はスルーしてください)
エコキュートが故障してお湯が使えなくなると・・・
「お風呂に入れません」「お湯も使えません」
冬場は1日くらいなんとかなりますが、夏場は・・・
もちろん夢屋でも故障時の対応は早めにするのですが、時期や機種によっては1週間以上お待たせすることがあります。
10年目すぎたら取替え検討を始めて、11~13年目に入る前の夏場に交換を推奨します。
〈マイクロバブル〉
微細な空気がお湯に溶け込んだようなイメージ
美容効果
肌の保湿・保温効果
洗浄効果
ストレス解消
血流促進の効果
〈入浴剤対応〉
バスクリン・バスロマン・きき湯・バブ等使えます。
*駄目なのが「にごりタイプ」*配管詰まります。
どうしても「にごりタイプ」使いたいときは、お湯を循環させないようにして、使ったらすぐ湯を流してください。
〈保証制度(メーカー保証)〉
各メーカーによっても違いますが、
本体:1~2年
タンク:5年
冷媒:3年
消耗品:メーカーによる 1~5年
有償の機器10年保証は、当社提携のJBR安心保障で、
30,352円(税込)です。
〈最近の傾向〉
近年はエコキュートからエコキュートへの取替えが、7割位。
ガス・灯油給湯器や電気温水器からの取替え、いわゆる「オール電化」が3割位です。
補助金利用が5割くらい。
〈価格〉
型落ちではない人気の売れ筋モデルで
本体・リモコン・カバー付き・工事費・撤去費込みで、
エコキュート・電気温水器からエコキュートですと、
*基礎が既設である場合
370L普及品フルオートで、35万円~(税込)
460L普及品フルオートで、37万円~(税込)
ガス・灯油給湯器からエコキュートですと、
*基礎の新設が必要な場合で。
370L普及品フルオートで、39万円~(税込)
460L普及品フルオートで、41万円~(税込)
薄型とか、高圧タイプになると、+2~7万円くらいです。
多機能タイプや塩害対応タイプは、問い合わせください。
(工事)
工事の際には、全ての作業で有資格者が作業いたしますので安心してお任せください。
現場監理:建築士・建築施工管理技士等が現場を担当しますので、不測の事態にも対応可能です。
また、現況部分との取り合い工事や施工品質の管理も建築のプロとして監理監督いたします。
工事施工スタッフは給水装置工事主任技術者・下水道排水設備工事責任技術者・管工事施工管理技士・第一種電気工事士・第二種電気工事士・1級電気工事施工管理士等の資格者が責任施工いたします。
(作業時間)
基本は1日で全て終わります
朝は8:30以降での到着
エコキュート取替で13~15時には、ほぼ完了します。
基礎工事やオール電化等の工事でも17時には、ほぼ完了します。
午後から工事しても、19時までには完了予定で作業します。
最後に
長々と書きましたが、たかがエコキュート選ぶだけでも選択肢は多いです。
よく吟味されて選択されてください。